ぼくたちの黒歴史:交換日記、自己紹介シート、卒業文集――東北ずん子小説魔法少女編:第17話
若さというものは恐ろしいものです。あのころのぼくたちは自分が好きなものを隠すことなどせず、自分の主張をマイルドにすることなく、不思議な万能感に包まれながら、それを友人や文章で発信していました。今はそれがネットで、しかも時には動画で発信できるのですから恐ろしい時代ですね。
ちなみに、お気づきかもしれませんが、ここのキャプション欄でこの類の話するの二度目です。どれだけ黒歴史がぼくたちの心に傷を残すか分かりますね。
ちなみに、お気づきかもしれませんが、ここのキャプション欄でこの類の話するの二度目です。どれだけ黒歴史がぼくたちの心に傷を残すか分かりますね。
(――ずん子のバイト先のファミレス――)
しのびちゃーん!(´;ω;`)
今日のファミレスには、珍しくお客さんがほとんどいません。
そのため、ずん子としのびは遊びに来たイタコ、めたんと「ある話」をしていました。
そのため、ずん子としのびは遊びに来たイタコ、めたんと「ある話」をしていました。
ぐああああああああ!!_(:3」∠)_
追い打ちはやめてあげなさいよ……。
で、何か分かったの?
元はといえば、あの二人が別れた理由を探っていたのでしょう?
で、何か分かったの?
元はといえば、あの二人が別れた理由を探っていたのでしょう?
それが、あんまり……(´;ω;`)
ドリンクバーおごるから、もしよかったら読んでみてくれないかな?
ドリンクバーおごるから、もしよかったら読んでみてくれないかな?
読むんか!?
他人様の日記を勝手に読むんか!?
見たい……、いやいやいやでもそれは……。
他人様の日記を勝手に読むんか!?
見たい……、いやいやいやでもそれは……。
最初のページはきりたんが3歳の年だねー(`・ω・´)ノ
だから、7年とちょっと前かな?(ペラペラ
だから、7年とちょっと前かな?(ペラペラ
『200x年、東北家に新しい精霊……というか神? がやってきた。
「巫女みこ委員会」の指示により、この日記帳には、わたしたちの交流の記録を残すものとする』
「巫女みこ委員会」の指示により、この日記帳には、わたしたちの交流の記録を残すものとする』
ちゅあああああああああああ!!・゚・(*ノД`*)・゚・
!?∑(゚ω゚; )
まだプロローグだよ!?
まだプロローグだよ!?
てか、この書きっぷりを見るに公式文書やんか。
ならうちらが見ても誰にも咎められないな!(ウキウキ
ならうちらが見ても誰にも咎められないな!(ウキウキ
(めっちゃウキウキしてる……( ;^ω^))
で、内容は?
うんヽ(^ω^)ノ 最初の方は、
NHK to たんちゃん:『イタコが生意気でキツい』
とか、
たんちゃん to NHK:『うちの子の性癖が不安』
とか、
NHK to たんちゃん:『それにしても次女の子のふとももは見事』
っていうやりとりが多いかなあ。
NHK to たんちゃん:『イタコが生意気でキツい』
とか、
たんちゃん to NHK:『うちの子の性癖が不安』
とか、
NHK to たんちゃん:『それにしても次女の子のふとももは見事』
っていうやりとりが多いかなあ。
なんだか今とあまり変わってないわね……。
初めてデートっぽい日記になったのはこれかなー?
きりたんが4歳の年に、私たちが泊まりでねぶた祭に遊びに行ったんだけど(ノ∀〃)
きりたんが4歳の年に、私たちが泊まりでねぶた祭に遊びに行ったんだけど(ノ∀〃)
たんちゃん to NHK:『今度のねぶた祭、宿主が寝たら一緒に遊びに行きませんか?』
(この忍者はもうダメね……)
ここからそういうデートのお誘いの話が増えてるわね。
たんちゃん to NHK『今度白神山地に連れて行ってください』
とか。
ここからそういうデートのお誘いの話が増えてるわね。
たんちゃん to NHK『今度白神山地に連れて行ってください』
とか。
他にも、
たんちゃん to NHK『田沢湖行きませんか?』
とかありますわね。
それぞれの地元に行ってたんでしょうか?ヽ(゚∀゚)ノ
たんちゃん to NHK『田沢湖行きませんか?』
とかありますわね。
それぞれの地元に行ってたんでしょうか?ヽ(゚∀゚)ノ
待てや! 細かい日付覚えすぎやろ! 執念か!
あら、わたくしが行った大曲の花火大会とか、秋保温泉とか、芋煮デートもしてるわね。
これ、東北の名所はだいたい回ってるんじゃ……。
これ、東北の名所はだいたい回ってるんじゃ……。
あたしたちが無垢なのをいいことに、めっちゃデート行ってますわねあのキツネ……(# ^ω^)
そしてこれが、たんちゃんがきりたんの身体を出て行く直前の日記だよ。
「たんちゃん to NHK」で、『今度牛タンを食べに行きませんか?』っていうお誘い!(ノ´∀`*)
「たんちゃん to NHK」で、『今度牛タンを食べに行きませんか?』っていうお誘い!(ノ´∀`*)
おお、これが噂に聞くアレやな。
NHKが飲み代を借りパクしたという飲み会やな。
NHKが飲み代を借りパクしたという飲み会やな。
そうなんだよねー(´・ω・`)
ギスギスした日記を見なくて良かったと考えるべきか、今の二人の問題の解決策が分からなくなっちゃったと考えるべきか……。
ギスギスした日記を見なくて良かったと考えるべきか、今の二人の問題の解決策が分からなくなっちゃったと考えるべきか……。
白紙のページを前に、ずん子が複雑な表情で腕を組みます。
結局、あの二人? 二匹? が別れた理由は分からずじまいだったというわけですわ……(´・д・`)
えっ?
いや、分かったで。
いや、分かったで。
……ふふっ。わたくしも予測がついたわ。
本当!? やったー!
二人に見せてよかったよー。
さすが、いの一番に恋愛の発想をしただけあるね!(≧∀≦)
二人に見せてよかったよー。
さすが、いの一番に恋愛の発想をしただけあるね!(≧∀≦)
うぐっ……。
そ、それはもう忘れなさい! 教えないわよ!
そ、それはもう忘れなさい! 教えないわよ!
あはは。ごめんごめん( ´・ω・)ノ
それで、何が分かったの?
それで、何が分かったの?
全部ずん子先輩が読み上げてくれたやろ。
一見頻繁にデートに行っているんやけど……、そのデートにヒントがあったんや。
一見頻繁にデートに行っているんやけど……、そのデートにヒントがあったんや。
? なるほど?(´・_・`)
!!
た、確かに!∑(´゚Д゚`)
た、確かに!∑(´゚Д゚`)
もしかしたらたんちゃんさんは、本当に彼が自分のことを愛してくれているのか不安になったのかもしれないわね……。
せやな。
男……いやオスやな。
オスなら、たまにはエスコートしてやってもいいのになー。
男……いやオスやな。
オスなら、たまにはエスコートしてやってもいいのになー。
「「その呼び方やめろや!!」」(ビシィ
めたんとしのびから同時にツッコミが入ります。
手がかりを見つけた三人はそうやってはしゃいでいましたが――一人だけ、難しい顔をしている少女がいました。
手がかりを見つけた三人はそうやってはしゃいでいましたが――一人だけ、難しい顔をしている少女がいました。
……うーん(´-_-`)
あれ、イタコ姉さま?
なにか引っかかることがありましたか?(´・ω・`)
なにか引っかかることがありましたか?(´・ω・`)
あ、いや。だいたい合ってると思いますわ。
でも一点だけ違うところがあって。
ほら、しのちゃんが言っていた「オスなら」ってところなんですけど……( ;^ω^)
でも一点だけ違うところがあって。
ほら、しのちゃんが言っていた「オスなら」ってところなんですけど……( ;^ω^)
えっ!?
や、やっぱあの発言は時代にそぐわなかったんやろか!?
や、やっぱあの発言は時代にそぐわなかったんやろか!?
えっ……?
第1話はこちら!→ http://togetter.com/li/320198
前回:第94話はこちら!→http://inove.jp/ivsid989
次回:第96話はこちら! http://inove.jp/ivsid1064
魔法少女編記事一覧はこちら! http://inove.jp/ivsid59
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