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魔王ふたり・8

タグ:魔王ふたり LOVE魔王

琴葉 茜
ふふふ、バトルの予感じゃ!
日本鬼子(ひのもと おにこ)
だから今は敵対するつもりはなんだーって。
琴葉 葵
黙れ。
日本鬼子(中成り)
むっ! これは。
日本鬼子(ひのもと おにこ)
いきなり私らに膝をつかせるとーはね。
琴葉 茜
西の魔王は、「重力」を操ると聞いていたが、これがそうか。
琴葉 葵
どうだ? 立つこともかなうまい。

このまま地べたにひれ伏せ。
日本鬼子(中成り)
くっ! どうやら魔王どもも進化してるようだ。
日本鬼子(ひのもと おにこ)
びっくり仰天之助だーね。
琴葉 葵
言うまでもなくまだまだ本気を出しておらん。

その気になれば貴様らなど瞬時に消滅させてやれる。
日本鬼子(中成り)
増長するな。
日本鬼子(ひのもと おにこ)
とおぁっ!!
琴葉 茜
刀を振った?
日本鬼子(中成り)
これで貴様の「重力」の力、使えまい。
琴葉 葵
立った、だと?

ほう・・・どんな手品だ?
日本鬼子(ひのもと おにこ)
私の愛刀「切断姫(せつだんき)」で、

君の力を切断させてもらったよー。

悪いね?
琴葉 茜
能力を「切断」する、だと?
日本鬼子(中成り)
異界におる、とある姫の能力を模したものだ。

さすがに本家のように次元を切断するとまではゆかぬがな。
日本鬼子(ひのもと おにこ)
でも魔王相手くらいなら充分過ぎておつりをいただくよーん。
琴葉 茜
ほう。驚き呆れるな。
琴葉 葵
ふむ。

ならこうするか。
日本鬼子(中成り)
ほう、配下のモンスターを呼び集めたか。
日本鬼子(ひのもと おにこ)
多勢に無勢じゃなーい?
琴葉 葵
いかな超絶の力といえど、永遠に振るい続けられまい?
日本鬼子(中成り)
魔王の魔力は無限の底なし、か。
琴葉 葵
なんなら1000年間ずっとつきあってやろうか?
日本鬼子(ひのもと おにこ)
こりゃヤバいかーな?
日本鬼子(中成り)
私が出れば済む話だ。
日本鬼子(ひのもと おにこ)
だーよね。
琴葉 茜
今度は弓矢か?

多芸な奴らだ。
琴葉 葵
この私を射ようとでも?
日本鬼子(中成り)
私が射るのは「因果」だ。
琴葉 茜
ほう?
日本鬼子(ひのもと おにこ)
やーちゃって!
日本鬼子(中成り)
はぁっ!
琴葉 茜
おや、モンスターどもが。
琴葉 葵
消えたな。
日本鬼子(中成り)
モンスターが生じる「因」を射抜いた。

故に「果」であるモンスターは存在しないことになる。
琴葉 茜
はっはっはっ、わけがわからぬのう。
琴葉 葵
その武器にも謂れがあるのか?
日本鬼子(中成り)
ないな。
琴葉 茜
それは残念。少し興味があったのに。
日本鬼子(ひのもと おにこ)
それにしてもさすが魔王?

私らの力を見てもびびらないなーんてね。
琴葉 茜
いやいや、興味深く見物させてもらっておるよ?
琴葉 葵
私も驚きの連続だな。
日本鬼子(中成り)
それにしては余裕のようだが?
日本鬼子(ひのもと おにこ)
もしかさっき私のいった敵対するつもりがないって、
セリフで自分らが殺されないとでも思ってるのかーな?
琴葉 茜
まさか。
琴葉 葵
そんな甘い魔王などおらんよ。
日本鬼子(中成り)
死生は慮外というわけか?
日本鬼子(ひのもと おにこ)
(まあ、実際殺しちゃって困るのはこっちなんだけーどね)
琴葉 茜
君らは運がいい。
琴葉 葵
創世以来、初のことであろう。
日本鬼子(中成り)
なんのことだ?
日本鬼子(ひのもと おにこ)
私らは創世から存在してんだーけど。
琴葉 茜
そうなのか?
琴葉 葵
驚きだな。

なら質問させてもらおう。
日本鬼子(中成り)
なんだ?
琴葉 茜
果たして創世からこれまでに。
琴葉 葵
魔王ふたりが協力して戦ったことがあったのかな?
日本鬼子(ひのもと おにこ)
ええーーー?!
日本鬼子(中成り)
無限の魔力を持つ「超越者」ふたり揃って・・・!
琴葉 茜
私たちが茶会ばかりしていたのではないと教えてやろう。
ト書き
続く。