LOVE魔王 第14話
第1話http://inove.jp/ivsid1120第2話http://inove.jp/ivsid1121第3話http://inove.jp/ivsid1131
第4話http://inove.jp/ivsid1137第5話http://inove.jp/ivsid1144第6話http://inove.jp/ivsid1145
第7話http://inove.jp/ivsid1160第8話http://inove.jp/ivsid1161第9話http://inove.jp/ivsid1162
第10話http://inove.jp/ivsid1163第11話http://inove.jp/ivsid1166第12話http://inove.jp/ivsid1169
第13話http://inove.jp/ivsid1184第14話http://inove.jp/ivsid1188第15話http://inove.jp/ivsid1189
第16話http://inove.jp/ivsid1190第17話http://inove.jp/ivsid1196第18話http://inove.jp/ivsid1204
第19話http://inove.jp/ivsid1209第20話http://inove.jp/ivsid1211第21話http://inove.jp/ivsid1218
第22話http://inove.jp/ivsid1220第23話http://inove.jp/ivsid1229第24話http://inove.jp/ivsid1235
第25話http://inove.jp/ivsid1237第26話http://inove.jp/ivsid1239第27話http://inove.jp/ivsid1240
最終話 第28話http://inove.jp/ivsid1241
姉妹作:魔王ふたり→http://inove.jp/ivsid958
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ぐっふぁあああっ!
とああっ!
ぎゃっ!
どうだ!
おお、勇者さま助けていただき、ありがとうございます。
うん! 気をつけて旅を続けてね、おばあさん。
おかげで子供たちの命も助かりました。
では……。
では……。
ふぅーっ、結構ヤバかったけど、助けられて良かった。
少しは勇者らしくなったかな?
少しは勇者らしくなったかな?
あのような小物に苦戦するようでは、まだまだ。
わっ! 急に目の前に! 誰?!
どこを見ている?
あれっ?! あっちに?! どういうこと?
ふっ、残像だ。
今度は向こう???
私の小手先の技に翻弄されるとは、勇者の名が泣くぞ。
また正面に?!
初めて会う。私は北の魔王だ。
ど、どうして急に何人にも増えちゃってるの?!
ははは、驚け。
私は北の魔王。「光」を操る。
よって視覚を騙し。
お前を翻弄するなど。
朝飯前よ。
き、北の魔王がなんで南の国にいるの?!
ウマそうなご馳走があるのでな。
つまりお前だ、南の勇者。
なんで私が?
自覚がないのか、ふむ。
匂うのよ、お前からは。
強大なる力の源がな。
わ、私はただの勇者だよ。北の魔王は北の王国に帰れ!
確かにお前と私が関わるのは筋違い。
が、いちいちそんなことを気にする魔王などおらんよ。
おとなしく北の魔王城へ共に行け。
ゆ、勇者が魔王の言うことなんて聞くわけないよ!
私を前にしてのその放言、その気骨、褒めてやろう。
好きなだけ抵抗してみろ。ムダな抵抗をな。
あ、新しく覚えた勇者魔法を見せてやるっ!
「雷火」!
「雷火」!
はははは、いくつか幻を消しただけだな。
幻など、ほれこの通り。
いくらでも増やせるわ。
くそうっ、「雷火」! 「雷火」! 「雷火」!
まるで花火じゃな。
なかなかきれいな見世物だ。
ほれほれ、次は来ないのか?
うう〜、当たらないなんて。
当たったところでこんなもの、日焼け程度だがな。
どうした? 他に芸はないのか?
はぁはぁ、もう……体力が……!
たわいない。
ではそろそろ悠々と捕縛させてもらう。
く、くそーっ!
ははは、ずいぶん可愛い顔で歯ぎしりをする。
こんなに情けない勇者初めて見たわ。
どれ……この場でこの勇者、慰みものにするのも面白いか。
きゃっ!
邪魔な服は剥いでやったぞ?
身体を隠すその両腕、自らどかすか切り落とされるか。
自分で選ぶがいい。
う、ううっ……!
その様子では未だ処女なのだろう?
我が身を男に变化(へんげ)させ。
破瓜の喜びを味あわせてやろう。
うわーーーっ! いやっーーーーー!
はっはっはっ! 泣き出しよったか、この勇者!
その涙に濡れた顔を眺めながら。
お前の中を味わってやる。
ご覧のとおり、何人分もな!
うわーーーーんっ! 助けてよぉ!
ああ、いい声で泣く!
さて、どんな声で鳴くかな?
助けてーーーっ! あああああーーーん!
その気はないぞ、私にはな!
なら消えな。
?!
吠えろ、「逆鱗」!!!
空からっ?!
禍津(まがつ)竜の炎を喰らえ!
炎が一面をっ……!
これならどんだけいたって関係ないだろ?
ああっ! 戻ってきてくれたの?!
まあ、少々想定外ではあったけどね。
わーいわーい!
はしゃぐのは後にしなよ。ほら。
くっ! 不意を食わされたわ!
あんなに炎に焼かれたのに!
さすが魔王。甘くないねえ。
なんだ、その馬鹿でかい槍。ただならぬ気配を感じるぞ。
これぞ南の魔王が生みだした世界最強の武器「逆鱗」だ!
お前、南の魔王の手のものか!
ま、一応ね。
違うよー! 私の一番の仲間だよーっ!
勇者さま……。
えへへ。
くそがっ! 誰の手先でもよいわ! 死ね!
うおっ!
きゃっ!
弾いただと?!
な、なに、今の光の線みたいなの?
「逆鱗」が守ってくれたか。
まさか私の「レーザー」が通じぬとはな。
これは本腰を入れる必要があるな。
これは本腰を入れる必要があるな。
うう……。
さあ、いよいよを覚悟を決めるときのようだな。
私が魔王相手でどこまでいけるか……!
私が魔王相手でどこまでいけるか……!
では……。
来るっ!
待ったーーー! なんだぜ?
む?
なんだ、あいつ?
その勇者はっ! 私の獲物っ! なんだぜ?
そう! この西の魔王のなっ!
そう! この西の魔王のなっ!
ずいぶんとクドい魔王が現れたな。
また魔王が増えたの?
これは……!
というわけでっ! もらっていくぜ?
生憎、私が先に手をつけておる。
誰?
北の魔王だ。
へーっ、なら先に奪った方が持ってくってことで!
ええい、道理をわきまえぬヤツ!
魔王がそんなもんを、持ち合わせるか! っての!
是非もない!
そのっ通りっ! いっただきーーーーっ!
こっち来る!
させるか!
向こうも来たか!
私がもらう!
私だよーーーっ!
2対1とは最悪だな!
うわーーーっ!
続く。