LOVE魔王 第16話
第1話http://inove.jp/ivsid1120第2話http://inove.jp/ivsid1121第3話http://inove.jp/ivsid1131
第4話http://inove.jp/ivsid1137第5話http://inove.jp/ivsid1144第6話http://inove.jp/ivsid1145
第7話http://inove.jp/ivsid1160第8話http://inove.jp/ivsid1161第9話http://inove.jp/ivsid1162
第10話http://inove.jp/ivsid1163第11話http://inove.jp/ivsid1166第12話http://inove.jp/ivsid1169
第13話http://inove.jp/ivsid1184第14話http://inove.jp/ivsid1188第15話http://inove.jp/ivsid1189
第16話http://inove.jp/ivsid1190第17話http://inove.jp/ivsid1196第18話http://inove.jp/ivsid1204
第19話http://inove.jp/ivsid1209第20話http://inove.jp/ivsid1211第21話http://inove.jp/ivsid1218
第22話http://inove.jp/ivsid1220第23話http://inove.jp/ivsid1229第24話http://inove.jp/ivsid1235
第25話http://inove.jp/ivsid1237第26話http://inove.jp/ivsid1239第27話http://inove.jp/ivsid1240
最終話 第28話http://inove.jp/ivsid1241
姉妹作:魔王ふたり→http://inove.jp/ivsid958
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禍津(まがつ)竜の豪炎!
おう、凄まじい。
これは用心! 必要!
く、当たらない。
だ、大丈夫?
ああ、ちゃんと守ってやるさ!
確かに武器はスゴいがの。
使いこなせてないね! 全然!
とあっ!
おっと! その穂先は危険! でもぉ?
当たらなければ、どうということもない。
くうっ、「逆鱗」の防護壁でしのいでるけど、このままじゃ。
防護壁だって? ふふん!
そりゃ。
わっ!
こちらの魔力で中和すれば、これこの通り。
わざわざ平手打ちとは! 性格悪い! さすが魔王!
直接攻撃なら、防護壁なぞないも同然なのよ。
く……!
ダメージよりも屈辱感が味わえるだろ?
お、落ち着いて!
私は冷静さ! 喰らえ! 「豪炎」!
ムダだっての!
そら。
うっ!
ははは、またぶたれた。
おうおう! お前だけ遊んで! なら!
うわあっ!
ほーら! たまころのように蹴飛ばしてやったぜ!
ああっ! しっかり!
ぐう……魔王どもめ!
これは面白い。それ大事な武器を手放すなよ?
ほら!
ほら!
うわっ!
ほいほい、パスだな! そうら!
ぐっ!
うわわわわ!
やれやれ、助けに来て、蹴転がされていてはしょうがないぞ?
その武器も! 飾り同然だしな!
うう……。
しっかり! しっかりして!
勇者も使えぬ下僕を持って気の毒に。
下僕じゃないよ! 大事な仲間だよ!
どっちでもいい!
うぐ……!
ダメだよ! そんな傷で立っちゃ!
ま……守ると……決めてるんだ、お前を……!
いいよ! もういいよ! 私を守らなくても!
ふふふ、ご主人さまからお許しが出たみたいだぞ?
そのまま寝ていたらどうだ?
そのまま寝ていたらどうだ?
そうは、いくか……!
めんどくさくなった! もう殺すか!
殺さないないで! この子を殺さないないでよぉ!
お前! わがまま!
ほう……なら、こうはどうだ? 西の魔王。
なんだ!
こやつら、殺す代わりに、我らふたりで陵辱し抜くというのは?
ええっ! そんな!
ま、この傷だ。結果として犯されてる途中に死ぬかもだが?
めんどい!
お前だけでやれ! 見ててやるから!
お前だけでやれ! 見ててやるから!
お前も悪趣味よの?
くくく!
くくく!
そんなこと……そんなこと許さないんだから!
ほほう?
許さないとどうなる?
私はいい……けど、この子にそんなことさせないんだからっ!!!
うぉっ!
この輝き! あの勇者からか!
この光は!
まさか! まさか! 「勇者の真の力」!!
こいつ! 目覚めやがったのか!
私は守る。この子を。世界を。
これは厄介。
力を貸して、「逆鱗」!
あの武器の外装が?!
外装を、鎧として身にまとった、だと?
(感じる。この鎧からは過去の勇者たちの力と……心を!)
なんだなんだなんだ! あいつから感じる! 力を!
あ、あり得ぬ! こんな力の勇者などあり得ぬ!
こ、これが「逆鱗」の……勇者の本当の、力……!
来て……。 「召喚」!
……。
あれは! まさか!
「始まりの魔王」と共に消滅したはずの……「大天使」?!
魔王たち……逃げても、いいよ?
な! ふざけるな!!
ここは〜退却の〜一手かと〜。
うおっ! 相変わらずの神出鬼没!
ずっとここを〜魔王城から〜観測していましたが〜
これは〜とてつもなく〜危険に〜ございます〜。
これは〜とてつもなく〜危険に〜ございます〜。
うむ! 癪だが、お前の忠告聞き逃せぬ!
では! さらば!
では! さらば!
で〜わ〜。
ふん! 尻をからげて逃げおって!
北の魔王の名にかけて、背を見せられるか!
北の魔王の名にかけて、背を見せられるか!
あなたじゃ、勝てない。
やかましい! 「ソル・レーザー」!!
太陽の一撃を喰らえ!
太陽の一撃を喰らえ!
……。
無駄。
直撃したはずだぞ?!
「大天使の守護」は破れない。
くくぅ、なら!
剣で来るのね。いいわ。
とあっ!
「勇者の槍」……!
うごっ!
どう?
い、一撃で地べたに叩きつけられるとは……!
じゃあ……消滅して。
「禍津竜」と「大天使」の炎で、「天獄」へと……。
「禍津竜」と「大天使」の炎で、「天獄」へと……。
おのれ! おのれ! おのれ!
「超新星」……!
うぎゃっ…………!!!!
な、なんて力……!
ぎりぎりで逃げたようね……さすが、魔王……。
お、おい、勇者様、大丈夫、なのか?
うん。もう安心だね。
「真の力」に目覚めた勇者がこんなにすごいとは。
それもあるけど、この「逆鱗」の力もあったから。
そうじゃなかったら「大天使」まで呼べないよ。
そうじゃなかったら「大天使」まで呼べないよ。
はああ……私じゃ使いこなせないわけだよ。
でも、あなたのおかげだよ。
ありがとう。
ありがとう。
ははは、あんまカッコよくいかなかったけど。
ううん、すっごくカッコよかった!
へへへ……。
うふふ。
ん?
どうしたの?
いや、なんかが……落ちてくる。
ひゃっ!
うわっ!
なにが落っこちて来たの?!
ほうほうほう!
面白い! 偶然とは実に面白いものだな!
面白い! 偶然とは実に面白いものだな!
続く。