全裸でも堂々としていれば割と邪な気持ちにならない(通報はする)――東北ずん子小説魔法少女編:第24話
人が何か恥ずかしいこと慣れるときには、①繰り返し経験すること、②事前に練習をよくしておくこと、③堂々とすることが重要です。プレゼンなどでも使えますね。つまりこの①~③は、その行為を「あたりまえ」のこととし、「ありがたみ」や「レアリティ」を薄れさせるためのコツでもあります。結果、「ずん子ちゃんまた脱いでる……」となって、我々の感覚が麻痺していくというわけです。
とかどうでもいい話をしようと思っていたらtwitpicが閉鎖!やばい!
とかどうでもいい話をしようと思っていたらtwitpicが閉鎖!やばい!
【前回のあらすじ】
・ずん子たち、「ずん画」が出土した400年前へ
・たんちゃんとNHKに「ずん画」絵師の心当たりを尋ねるが、分からず
・400年前でお泊まり中、「餅碑」のディスプレイにあぶない枝豆の映像が!
・さらに、その光景を覗き見る何者かの存在が!(なお、ずん子は熟睡中)
・ずん子たち、「ずん画」が出土した400年前へ
・たんちゃんとNHKに「ずん画」絵師の心当たりを尋ねるが、分からず
・400年前でお泊まり中、「餅碑」のディスプレイにあぶない枝豆の映像が!
・さらに、その光景を覗き見る何者かの存在が!(なお、ずん子は熟睡中)
(――400年前・餅碑近く、深夜――)
痛ェエェ!!
治療を受けるNHKの悲鳴を聞いて、ずん子が目覚めます。
まだ周囲は真っ暗で、秋の訪れを感じさせる寒さです――と思いきや、いつの間にやら、ずん子のスカートが裾の部分から削れているではありませんか。
まだ周囲は真っ暗で、秋の訪れを感じさせる寒さです――と思いきや、いつの間にやら、ずん子のスカートが裾の部分から削れているではありませんか。
ああ、そういえばこっちの世界では、布が変身のエネルギー源だったね……( ;・∀・)
で、なにかあったの?
NHKさんも怪我してる……というか、キツネ形態に戻ってるけど。
で、なにかあったの?
NHKさんも怪我してる……というか、キツネ形態に戻ってるけど。
……まあ、めたんちゃんはテンション上がっただけだよね……( ;´∀`)
……………………しかし、仕方がない。
おそらく、地の利のある相手だったのだろう。夜目も利くのかもしれない。
おそらく、地の利のある相手だったのだろう。夜目も利くのかもしれない。
――確かに、そうですね。
……?
うさぎちゃん、なんか一人だけ立ってる場所遠くない?(´・_・`)
うさぎちゃん、なんか一人だけ立ってる場所遠くない?(´・_・`)
とりあえず、朝を待ちましょう。
足跡を追っていけば、途中まではたどれるかもしれません。
足跡を追っていけば、途中まではたどれるかもしれません。
――賛成です。
それに、夜型のわたしでもこの時間はねむい……ふあぁ……。
それに、夜型のわたしでもこの時間はねむい……ふあぁ……。
うう……。どこに行っちまったんだァ……俺の野生……。
現在は弓道場の倉庫となっている境内に、皆がぞろぞろと戻っていきます。
あまり上質なものではありませんが、布団が用意してあるのです。その中で、一同は、翌日に備えてゆっくりと身を横たえるのでした。
――一人を除いて。
あまり上質なものではありませんが、布団が用意してあるのです。その中で、一同は、翌日に備えてゆっくりと身を横たえるのでした。
――一人を除いて。
(――30分後、まだ暗い山の中――)
……………………。
……………………その声は、ずんだの人か。
一人だけ境内に戻らなかった少女――うさぎは、境内の神木っぽい、一番太い木に背中を預けて、そこで眠ろうとしていました。
何してるの?
私さっきまで寝てたから、布団使ってもいいよ?(。・ω・。)ノ
私さっきまで寝てたから、布団使ってもいいよ?(。・ω・。)ノ
……………………こっちに来ない方がいい。
わたしはいま、「いなば」を持っていない。
わたしはいま、「いなば」を持っていない。
えっ?(´・ω・`)
そっかー。そういえば、うさぎちゃんはいつも早起きだよね。
気を遣ってくれてたのか……(´・ω・`)
気を遣ってくれてたのか……(´・ω・`)
何かを「見る」だけでその対象を砂にしてしまうという、強すぎるうさぎの能力は、妖力が封じられたぬいぐるみである「いなば」によって制御されています。
ですから――寝起きの瞬間にこそ、彼女は一番気を遣っているのでしょう。
ですから――寝起きの瞬間にこそ、彼女は一番気を遣っているのでしょう。
……………………ずんだの人。先日はすまなかった。
つい頭に血が上って、貴重な「ずん画」の史料を砂にしてしまった。
つい頭に血が上って、貴重な「ずん画」の史料を砂にしてしまった。
あはは!いいよいいよー。どうせ18禁だったんだし!V(`ゝω・´)
……………………こちらの世界の夜はいいな。
真っ暗だから、「いなば」がなくても大丈夫。
真っ暗だから、「いなば」がなくても大丈夫。
……………………ちなみに、最近わたしの能力はますます強くなっているらしい。
……。
いまいち要領を得ない独白ですが、ずん子にはうさぎの気持ちが分かったようです。
うさぎの言葉が終わるか終わらないかのうちに、彼女はためらいなくご神木を回り込んで行きました。
うさぎの言葉が終わるか終わらないかのうちに、彼女はためらいなくご神木を回り込んで行きました。
…………………………………………最近、自分にこんな能力がなければ、もっとみんなと仲良くなれたかもと……。
……………………え? ちょっ……。
そして――ずん子はうさぎの目の前に、姿を現しました。
いくら夜闇の中とはいえ、相手の体温が分かるほどの至近距離です。
「いなば」を持っていないうさぎの視線によって、ずん子の和服がさらさらと砂になっていきますが――それでも、ずん子は全く気にする様子もなく、うさぎの頭をがしっとつかんで、自分の方へと向けさせます。
「いなば」を持っていないうさぎの視線によって、ずん子の和服がさらさらと砂になっていきますが――それでも、ずん子は全く気にする様子もなく、うさぎの頭をがしっとつかんで、自分の方へと向けさせます。
大事なことは、目を見て話をしよう? ね?ヽ(´▽`)ノ
……………………でも。
大丈夫!服なんかよりうさぎちゃんとのお話の方が大事!(≧∀≦)ノ
それに、薄着には慣れてるし!(;∀;)
それに、薄着には慣れてるし!(;∀;)
うさぎの眼前に、屈託のないずん子の笑顔がいっぱいに広がります。
その笑顔を見て、うさぎは、彼女が初めて「ふるさと女学院」に転校してきた日――あの学校の生徒が、なんのためらいもなく自分を受け入れてくれた日――のことを思い出すのでした。
その笑顔を見て、うさぎは、彼女が初めて「ふるさと女学院」に転校してきた日――あの学校の生徒が、なんのためらいもなく自分を受け入れてくれた日――のことを思い出すのでした。
転校してきてからうさぎちゃんはすっごく楽しそうだし、私たちも楽しいし、遠慮してないでもっといっぱい楽しいことをしようy……。
って……うさぎちゃん?( ゚∀゚; ) 笑ってる?
って……うさぎちゃん?( ゚∀゚; ) 笑ってる?
……………………ふふ。わたしとしたことが。
……えっ?∑(゚Д゚; )
解決したの!?
解決したの!?
うさぎは自己完結したかのように微笑むと、ひらひらと手を振って目を閉じ――すーすーと、寝息を立て始めたのでした。
(――翌朝――)
……………………んん。もう朝か。
ずんだの人のおかげで気持ちよく寝れt……。
ずんだの人のおかげで気持ちよく寝れt……。
神木の裏でそのまま寝てしまったうさぎを、ずん子が起こしに来ます。
修行中の身であるため、いつも早起きしているうさぎが起こされる側というのは、非常に珍しい光景でした。
本人も、野宿したとは思えないほど気持ちよさそうに伸びをしています。
修行中の身であるため、いつも早起きしているうさぎが起こされる側というのは、非常に珍しい光景でした。
本人も、野宿したとは思えないほど気持ちよさそうに伸びをしています。
……………………いなば?
――が、それもそのはず。
なんと――いつの間にか、うさぎの背中に巨大な「ぬいぐるみ」が貼り付いて、ベッド代わりになっていたのですから。
なんと――いつの間にか、うさぎの背中に巨大な「ぬいぐるみ」が貼り付いて、ベッド代わりになっていたのですから。
第1話はこちら!→ http://togetter.com/li/320198
前回:第101話はこちら!→ http://inove.jp/ivsid1258
次回:第103話はこちら!→ http://inove.jp/ivsid1465
魔法少女編記事一覧はこちら! http://inove.jp/ivsid59
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