「じぇじぇじぇ」は岩手の一部でしか使われていない
アニメ原作の実写化の成功例が少ないのに対して、三次元を(擬人化して)二次元化すると某艦娘みたいに大ヒットするようです。つまりあまちゃんもアニメ化!?
(――東北家・居間――)
……コラボしましょう!ヽ(≧▽≦)ノ http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-41.html
10月に突入し、東北地方はずいぶんと気温が下がってきました。温かいお茶をすすりながらまったりとしていたゆかいな仲間たちの元に、ずん子が駆け込んできます。
その頭には、「北の海女」と書かれた手ぬぐいが巻かれていました。
……一応尋ねるけれど、どのドラマと『コラボ――シェイクハンド――』するつもりなのかしら? http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-44.html
いえ、もったいぶらなくていいですわ(´・ω・`) 分かってますから。 http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-42.html
ミーハーかつ影響を受けやすいずん子の考えることくらい、皆には分かっています。特にイタコ姉さまは、毎朝『あ○ちゃん』を見てから学校に行くずん子の姿を見ていたので、なおさらです。
面白かったよね~。つるぎが「アイドルものとしても素晴らしい! これぞアイドル! パパパパパパパパ!(OPのイントロ)」って力説してたよ! http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-49.html
『まーくつーも毎朝楽しみにしてました~♪ 「九州そら・ネットワーク」上に全話ばっちり録画してありますよ~♪』 http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-45.html
イタコ姉さまが尋ねます。ちなみに「アキちゃん」「ユイちゃん」とは、作中で主人公的な役目を与えられた二大ヒロインです。なんだかんだ言って、イタコ姉さまもばっちり見ているのでした。
しかし、ずん子の狙いは別のキャラのようです。彼女はこほんと咳払いをすると、固唾を呑む一同に向けて、力強く宣言しました。
「どうせこんなことだろうと思った」と呆れるめたんとちゃんこの反応を危惧したのか、ずん子は慌てて付け足しました。
そう言って、ずん子はどこからか取り出した白衣をその身に纏いました。何かが中に入っているのか、胸の部分がやたらもっこりして見えます。
思いがけない一言に、浮かれていた空気が静まります。
途端に夢のない話になってきてしまいました。ちゃんこの夢を壊さないために、イタコが軌道修正をします。
せっかく集めた面々ですが、どうやら誰も――その可能性すら、有していないようです。とはいえ、それで諦めるずん子ではありません。
ずん子は白衣の内側に手を差し込んで、一体のフィギュアを取り出します。それに伴って、もっこりと膨らんでいた彼女の胸元はしゅんとすぼんでしまいました。
本物よりくびれている「ミラクルずんだ少女 東北じゅん子」のウエストを丁寧につかんで、そらさんがその顔をめたんの唇へと近づけます。完全に不意をつかれためたんは、「ミラクルずんだ少女 東北じゅん子」のつぶらな瞳と、ばっちり目を合わせてしまいました。
何と言ってもきりたんとうさぎ製のずん子フィギュアです。あまりの再現度に、めたんは顔を真っ赤にして首を振ることしかできませんでした。
あの女、わたくしのことを『人形愛者――ピグマリオン・コンプレックス――』か何かと勘違いしてるんじゃ……!?
追い詰められためたんは、近くに「赤い彗星」のガンプラが飾ってあるのを発見し、藁にも縋る思いでそれを手に取りました。そして、めたんはそのシャアザクを「ミラクルずんだ少女 東北じゅん子」に相対させると――、
――と言い出して、プラモデルによる渾身のライダーキックをフィギュアにかまします。
(一応解説しておくと、「ブンドド」とはプラモデルやフィギュアを「ブーンブーン」「ドドドドドド」させて遊ぶことを意味します)
なんとか話を本筋に戻そうとしたずん子を、イタコがたしなめます。彼女は驚いたずん子が落ち着くのを待って、一呼吸してから、諭すように語り始めました。
(――8時間後――)
ずん子たちの周囲には、工具やら画材やらが大量に転がっています。また、彼女らの手は煤けたかのように汚れていて、大変な作業の痕跡をありありと残しているのでした。
彼女たちが作り上げたのは――、ガンプラと美少女フィギュアが共存する、夢のようなジオラマです。
――その後、様子を見に来たきりたんとうさぎがジオラマを見て感涙。世界観のさらなる拡張を約束し、「まじかる魔法少女 『漆黒の』めたん」の作成に着手しますが――それはまた、別のお話。
――おわり――
次回はこちら http://inove.jp/ivsid1457































