ips細胞で同性間の子どもが生まれたら幸せ
科学の発展はアダルトorウォーが引っ張るということを鑑みるに、どっちがより平和かと言われればエロスですよね! 頑張れ日本!
(――東北地方・某所――)
薄暗い部屋。ダウナーな音楽。バーのカウンター席のような椅子に腰掛けて脚をぷらぷらさせながら、あわもは、砂糖水を飲んでいました。
なんじゃ?
カウンターの内側には、たくさんのあんこ餅が並んでいます。せっせとそれを量産しているのは人間ではなく――黒い塊のような物体。暗黒大将軍です。
「アレ」とは、ずんだもんのことでしょう。酔っ払っているあわもは、目上の人間と言えど遠慮ない口調で絡んでいきます。
ふぉっふぉっふぉ。ワシにも分からんのじゃよー。北海道めろんのヘルメットはかの家の家宝。ワシとてそう簡単には手を出せんしの。
露骨にはぐらかしてくる「師匠」の態度に舌打ちして、あわもはあんこ餅を二つほどかっさらって席を立ちました。沖縄産のサトウキビが使われているため、彼女の口に合うのです。
――おはぎと見紛うような黒い球が、そんな彼女の背中を見送って――ほくそ笑んだ、ような気がしました。
ふぉっふぉ。ま、実験は成功かの。もうすぐ、ってところじゃなー。
(――「ふるさと女学院」・裏山山頂――)
つるぎとめろんは剣道の訓練。しのびとちゃんこは忍術の訓練。「大都会」三人に元候補生を加えた四人が、二人組になって汗を流しています。学院の裏山に立てられた閑静な武道場は、集中するのにうってつけの環境――。
――では、あるのですが。
……おお、ずん子くん。今日は弓道部が休みだって聞いてね。ちょっと使わせてもらっている。 http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-48.html
いや……、ここ、弓道場なんだけど( ゚ω゚;) あああ……、的に手裏剣がめっちゃ刺さってる……。 http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-41.html
合鍵や! うちにかかればちょちょいのちょいやで! http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-47.html
……………………では、なぜわざわざこんなところで特訓を? つるぎの人とか、剣道部に入ればいいのに。 http://tohokuzunko.blog.fc2.com/blog-entry-46.html
「?」という無邪気な表情で首を傾げるちゃんこを見つめて、一同は苦笑します。その反応を受けて、さらにぽかんとするちゃんこでしたが、
――ずん子の肩に乗っている「変な生き物」に気付いて一転、目を輝かせました。
ずん子の言葉に割り込んできたずんだもんの言葉にさらに割り込み、ちゃんこが「力士ロボ」の腕を伸ばしてずんだもんをかっさらいます。
ずんだもんの耳(らしきもの)を引っつかんでぐるぐると振り回すちゃんこでしたが、めろんが穏やかになだめます。ずんだもんは傘みたいな扱いでしたが。
そうそう! うさぎちゃんが言うには、何でも貫くあわもちゃんの銛と、なんでも防ぐめろんさんのヘルメットがぶつかったときに産まれたらしいよ?ヽ(´∀`)ノ ある意味、二人ともお母さんってことかな?
二人の武器の激突を目にしたときにうさぎが考えていた「故事」とは「矛盾」の話ではなく――「巫女みこ新聞」のネットワークから手に入れた、ユニークなエピソードだったようです。
というちゃんこの号令に合わせ、音もなくずん子の背中に回り込んだしのびは――めろんに見せつけるようにして、ずん子の制服のスカートをまくり上げたのです。
(――15分後――)
ずんだもんが愉快そうにずん子のことを笑います。「ずんだアロー」に宿っているくせに、持ち主への忠誠心は低いようです。
あっさりとちゃんこの挑発に乗せられて、ずんだもんは「ずんだアロー」形態に変身します。なんと、自力で「ずんだアロー」を射るつもりのようです。
――ヒュンッ。
どうやら、弦を引くことに集中すると姿勢の制御ができなくなるようです。「ずんだアロー」は弦を思い切り引っ張ったまま姿勢を崩してぐるぐると回転し、その拍子に、矢を撃ち出してしまいました。
そして、その矢は――、
パキン、という小気味よい音を立てて、つるぎの額の上部に命中したのでした。
ずんだもん形態に戻った小動物は、小さい身体を冷や汗まみれにしてずん子の背中に隠れます。もっとも――、あらゆるものを射貫くかのようなつるぎの視線から逃げる術などないのですが。
――その後、つるぎの額の文字が「乱」→「暴」→「激」→「狂」へと変化。理性をかなぐり捨てた剣士の恐怖がずん子たちを襲いますが、それはまた、別のお話。
――おわり―― 東北ずん子の小説が発売になりました。ぜひお買い求めくださいー。
次回はこちら http://inove.jp/ivsid1461

















































