ボカロ/ボイロ

CalltoCall Ep1-10

説明回、本来もうちょいイベントでやらないといけないんだろうなぁ。説明過多すぎはいかんな。

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結月ゆかり
私が寝ている間に、皆さん色々調べごとをしていたらしく、報告会をすることになりました。
しかし、ベットに寝たまま移動させられ、ずん子さんの医院の応接室に通されるというのは、扱いとして丁寧なのか雑なのか判断に困るところです。
賢者(男)
「ゆかりか。療養中すまんな。」
結月ゆかり
悪びれもせず、片手を上げる父親という悪魔がいます。
なんですか、ここも悪魔の巣窟ですか。この医院には悪魔しか来ないんですか?
弦巻マキ
「ぷぷっ、まさか、ベットのまま移動してくるとは思わなかったよ。」
東北ずん子
「動いてもらって、イタイイタイ言われるのも面倒ですし。」
結月ゆかり
マキさんはマキさんで、笑いをこらえてますし、ベットを押してここへ連行した、ずん子さんはしれっと席に座ってしまいました。
結月ゆかり
私を気づかって優しい言葉をかけてくれる人は、ここにいないという事は、この短時間で良くわかりました。
賢者(男)
「さて、怪我人にあまり長々と無理をさせるわけにもいかない。始めるか。」
結月ゆかり
「ところで、ずん子さんがいるのはいいんですか?」
東北ずん子
「私もこの件関わる事にしましたので。」
結月ゆかり
「・・・十中八九荒事ですよ?」
東北ずん子
「承知の上ですよ。端的に言いますと、この事件の黒幕の顔にケリの一発でも入れないと収まらなくなりました。」
結月ゆかり
「なら、よろしくお願いしますね。ずん子さん。」
弦巻マキ
「私も当然乗ります。私のシマで好き勝手した落とし前をつけさせないといけないし。」
結月ゆかり
「マキさんも、何かヤクザっぽい感じになってきましたね。」
賢者(男)
「お前は、ヤクザらしく、少し暴力の使い所を学ぶべきだと思うが。」
結月ゆかり
露骨に視線をそらします、無言の圧力が痛い。
賢者(男)
「やれやれ、睨み返すくらいしてもいいんだぞ。
 まぁいい、まずは、これまでの状況を整理する。」
賢者(男)
「今回の発端は、歌舞伎にヤクが出回っていると結月組への報告から始まった。」
結月ゆかり
「うちは、薬関係は、ご法度にしていますからね。事実確認から入り、クロだったので、当然のごとく売人を突き止めて後ろがいるなら潰す作業を始める事になりました。」
賢者(男)
「うむ、そうして、いくつか売人を捕まえた結果、今回の元締めに行き当たった。」
弦巻マキ
「佐倉美香だね。」
結月ゆかり
「えぇ、ただ今回の件は、受け渡しが学校を中心でしたので、街中で見えるようになるまで時間がかかった為、対応が後手後手に回ってしまいました。」
結月ゆかり
「さらに言えば学校にヤクザが乗り込むわけにもいかないので、私が変装して調査に行くことになりました。」
弦巻マキ
「変装?制服着ただけじゃなかったっけ。」
賢者(男)
「こいつは元々子供っぽいからな。特に変な仕込がいらなくてラクだった。最悪本物の方に協力してもらう事も考えたが、思ったより似合ってしまってなぁ。」
結月ゆかり
「お化粧とか、それっぽく頑張ったんですよ!私の努力の成果です!頑張って変装したからそれっぽく見えたんです!」
東北ずん子
「あまり大声出さないでください、キズ開きますよ?」
結月ゆかり
「ゴメンナサーイ。」
結月ゆかり
「ま、まぁ、話を戻します。
主な受け渡し場所が学校ということもあって、学校に協力者とか背後関係者がいるのかと思いましたが、いませんでした。」
賢者(男)
「ふむ、学校の件に関して言えば、佐倉美香が発生源ということか。」
結月ゆかり
「はい、かなり疑問が残りますが、結果だけ見るとそう判断せざる得ません。」
弦巻マキ
「疑問?」
結月ゆかり
「そもそも薬を一介の女子高生が買う場合、3次下請けくらいですから、あんまり量買えませんし。高いですし。」
弦巻マキ
「あー、確かに1次下請け的な組織とのパイプとか持ってたら怖いかー。」
結月ゆかり
その怖い人ばっかりなんですが、少なくともこの参加者は、マキさんも自覚ないんですかね。
結月ゆかり
「まぁ、そのあたりの裏取りする前にばれちゃったわけですけど。」
結月ゆかり
「やっぱり変装しても私の溢れる大人の魅力は隠しきれなかったわけですね。」
賢者(男)
「その結果腹に穴こさえて帰ってきたんじゃ、いいのか悪いのか分からんがな。とにかく、迎撃の結果、佐倉美香とその手下は大体死亡、ゆかりは狙撃されダウンと。」
賢者(男)
「こんな感じか、じゃあまず、弦巻さん、報告を。」
弦巻マキ
「了解、まず私は狙撃者について調べてきたよ。」
弦巻マキ
「屋上街は、廃ビルとかの空き部屋に住人が入っている事が多く、怪しいの見つけた場合は結月組が謝礼を出すというのもあって、狙撃や隠密には向かない街ってのは前提。
ただ、私たちは完全な統制をしているわけではないので、知らないうちに知らない人が入ったり出て行ったりすることはあるね。」
弦巻マキ
「一応、仕事の振り分けの都合上、それぞれの廃ビルとかの統括をしている人とはつながりはあるけど、そんでも全部じゃないしね。」
東北ずん子
「屋上街って意外と組織立っているんですねぇ。」
弦巻マキ
「仕事をする以上ある程度は統制と管理は必要だからね。
簡単に説明すると、屋上街の場合は、一番上が私たちチームで、仕事を取ってくる斡旋業者って感じ。
その下がビルの統括、といっても地域の顔みたいなもので、主に自分の縄張りのビルの人員管理と情報伝達、チームが取ってきた仕事をやる人を募って報告とかする係りだね。
で、その下に各ビルに住む人って形かな。」
東北ずん子
「なんというか。この町も色々な世界がまだまだありそうですね。」
弦巻マキ
「ま、弱点としては、繰り返しになるけど、私たちは仕事というつながりでつながっているので、仕事を受ける気が無い所はノータッチだし、うちの他にもチームはあるから、そこから仕事を取ってた場合情報は、意図的に他チームから聞かない限りは分からないってことかな。」
弦巻マキ
「で、そんな街で狙撃なんて事を考えたのか。ゆかりんを撃った理由、あたりを重点的に調べたよ。」
弦巻マキ
「調べた結果、わざわざ狙撃ポイントに居た住人を殺していたことと、3発の銃声に対して、スナイパーライフルの薬莢は2つしかなかったってことが分かったよ。」
弦巻マキ
「殺した手口から、狙撃者は明らかに、この町の前提を知っていて、でも狙撃にこだわらなければいけない事情があったということは推測できたかな。プロだと思うな、何で狙撃なんて手法にこだわったかを覗けば。」
弦巻マキ
「一応こんな感じかな。」
賢者(男)
「確かに、この町で狙撃というのは珍しいな。ゆかりが対策を怠ったのも分からないではない。」
結月ゆかり
「次に、あなたは、”だが、狙撃は常に頭に入れておくべきだ。”と言う。」
賢者(男)
「分かっているなら、次ちゃんとやりなさい。」
結月ゆかり
「あ、はい。」
賢者(男)
「では、次に東北先生、お願いします。」
東北ずん子
「はい、私の方は佐倉美香の検死を行いました。」
東北ずん子
「といっても、検死した佐倉美香のプロフィールはさっきもらったばっかりなんですけどね。最初は単純に検死だけしてくれと言われましたので。」
東北ずん子
「で、彼女を検死した結果、死因はご存知の通りの失血、ショック死、体を調べた結果、虐待に類する何かをされていたこと、性的な何かをされていたこと、そして薬物を摂取していたことがわかりました。」
結月ゆかり
「だと、佐倉美香は、十中八九黒幕じゃないと。」
弦巻マキ
「そうなの?」
結月ゆかり
「虐待云々は置いておいても、自分で売る薬を自分で摂取する売人は居ませんよ。よっぽどでない限り。」
賢者(男)
「そういう事だ。ついでに黒幕候補も絞れる。」
結月ゆかり
「彼女の親の佐倉孝三ですね。」
賢者(男)
「そうだな、先ほど言った通り、普通のJKが薬の1次下請けとかかわりを持つのが難しい、まして流している場所は学校だ。業者が入り込む隙間はあまりない。学校関係者もシロだった。ならば、身内と考えるのが一番妥当だ。」
結月ゆかり
「狙撃については謎がまだ多いですね。」
賢者(男)
「現時点では材料が足りないな、とりあえず後へ回そう。まずは、佐倉孝三がクロか確かめる必要がある。」
賢者(男)
「既にうちの奴に探りを入れさせている、ゆかりはまず動けるようになってからだな。」
東北ずん子
「まぁ、動くだけでしたら後1~2日程度でなんとかなりますよ。完治は早々簡単にはいきませんけど。」
結月ゆかり
「まだ働かせる気ですか(絶望)」
賢者(男)
「当然だ。うちは厳しい事で有名な結月組だぞ。」
結月ゆかり
「神は死んだ!」
賢者(男)
「最初からいないよ。とりあえず結果が分かったら連絡する。しばらく休んでくれ。」