ゆかマキSS
お久しぶりです。初めましての方は初めまして。最近自分の周りでゆかマキが非常に盛り上がっているのでその流れに乗ってみました。ゆかりとマキの平凡な日常を感じ取ってみてください。
普段は小説もどき風の書き方ですが、今回はアイノベという土壌を踏まえた上で書いてみました。暇つぶしになれば幸いです。
(Twitterから飛んで来た方は僕の名前部分をクリックしていただければ今までの作品が見れると思いますのでよろしくお願いします。)
普段は小説もどき風の書き方ですが、今回はアイノベという土壌を踏まえた上で書いてみました。暇つぶしになれば幸いです。
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SS1.ゆかり「焼き肉食べに行きません?」
「焼き肉を食べましょう。」
「ん?」
「焼き肉を食べに行きましょう。」
「またえらく急だね?なんかあったの?」
「いや、なんかガッツリ肉を食べたい気分になったんです。急に。」
「んー…」
「あまり乗り気じゃなさそうですね。」
「いや…ゆかりちゃんは食べても太らない体質だから良いけど、私太りやすいからさ。」
「あーそうですね。まぁ大丈夫ですよ。そういう人の為に焼肉屋には野菜のオードブルがありますからね。」
「別にそういう人の為の野菜盛り合わせじゃないと思うけど…」
「…まぁでもゆかりちゃんがそこまで言うなら。行こうか、焼肉屋。」
「ありがとうございますマキさん。」
焼き肉屋にて
「二名でお待ちの結月様~。」
「あ、はーい。」
「…」
和座敷の個室に案内される二人
「ではお決まりでしたらそちらのボタンでお呼び下さい。」
「はーい。わかりましたー。」
パタンと襖が閉じられ店員が出て行く。
「ねぇ。」
「なんですか?」
「もうちょいチープな食べ放題のコースとかがある焼肉屋かと予想してたら、なにこのすっごい高そうなお店。」
「まぁこの辺で一番高いところですからね。あ、お金の方は心配しなくて良いですよ。私が払うので。」
「いや、後輩から奢ってもらうわけには。せめてワリカンに…」
「私が肉を食べたいといって無理矢理ついてきてもらってるので私が払います。それにマキさんは野菜しか食べないでしょう。それなのに支払う金額同じって不公平でしょう。」
「むー…」
「はぁ…わかりましたよ。今度何か私に奢って下さい。それでチャラです。それで良いでしょう?」
「…分かったよ。」
「ふぅ…さてどれ食べます?私はとりあえず特選カルビ、上ロース、ハラミ、上ミノ、ハツを一人前ずつ頼みます。」
「…とりあえず?え、えーっとね、私はー…野菜の盛り合わせとー…あ、雑炊あるんだ。これぐらいなら良いかな。」
「野菜盛り合わせと雑炊ですね。飲み物どうします?」
「じゃあ私は烏龍茶で。」
「じゃあ私もそれで注文しちゃいますね。」
ボタンを押し店員に一通り注文をする
「ではしばらくお待ちくださいー」
パタン。(襖が閉じられる)
「奢ってもらう身でこういう事を言うのもなんだけど、ずん子ちゃんも呼べばよかったね。」
「いや、今日あの子収録あるから来れないらしいですよ。」
「あ、そうなんだ。収録ってなんだろ。ボカロの仕事かな?」
「多分そうじゃないですかね。大変みたいですよ、収録やら地方回りやら色々。」
「そっかー…」
「浮かない顔してますね。」
「アハハ。バレちゃった。」
「どうせアレでしょう?私はいつになったらボカロになれるのかなーとか考えていたんですよね。」
「…まぁ、ねー。歌いたくないって言えば嘘になるよね。」
「大丈夫ですよ。きっとオファー来ますって。」
「ん、ありがと。」
すーっ(襖の開く音)
「失礼します。ご注文の品お持ちしました。」
「あ、どーもー」
テーブルの上に注文した品が置かれていく。
「ではごゆっくり~。」
「さぁじゃんじゃん焼いていきましょうかー。」
「…ゆかりちゃん、野菜もちゃんと食べなよ?私の取っていいから。」
「はいはい。」
ジューッとお肉や野菜の焼かれる音が室内に響く。
「あぁ、いいですねぇ♪この音♪」
「(もぐもぐ)あー美味しい。この雑炊。」
「お口にあって良かったです。まぁ私が作った訳ではありませんが…あ、野菜焼けました。マキさん。」
「はいはい、小皿ね。これに適当に乗せてって。」
「了解です…はいどうぞ。」
「ありがとう。とりあえず私の分はしばらくいいから、ゆかりちゃん好きに食べてて良いからね。」
「ありがとうございます。」
「さぁてカルビー♪ハラミー♪」
「…ねぇ。」
「ん?なんですか?」
「なんでお肉が食べたいっていって焼肉屋を選んだの?別にステーキ屋とかでも良かったんじゃない?」
「別に大した理由は無いですよ。実は一昨日仕事の打ち上げで焼き肉屋に行ったんですよ。」
「え?!何!一昨日も行ったの?」
「えぇ。お偉いさん方と一緒に。」
「…あー。上司の肉を焼いてて自分の分が食べられなかった、とか?」
「いや、とは言っても一応私女性なんで焼いたりはせずにすんだんですけど。自分の好きなようには食べられなくてですね…」
「まぁね、こんなスレンダーな子が実は凄い食べるなんて知ったらびっくりはするだろうね。」
「しかも奢ってくれるって聞かないから私も遠慮しちゃってですね…」
「あまり食べられなかったから今日はリベンジってわけね。」
「そういうわけです!ではいただきます!」
「んんぅ!!美味しい!!」
「うん。ゆかりちゃんが満足そうで私も嬉しいよ。」
「女性一人で焼肉屋はなかなかハードル高いですからね。マキさんが快く承諾してくれて助かりました。さ、マキさん。」
「ん、いやいや。そんな肉を差し出されても困るんだけど…」
「大丈夫です。ハツやミノはそんなにカロリー高くないですから。はい、あーん。」
「……んぅ、あーん。」
「(もぐもぐ)ん!」
「どうです?」
「あ、これすごいね。凄く美味しいよ。味が澄んでるというか。」
「良い素材を使ってるんでしょうね。さぁ!じゃんじゃん食べましょう。だいたいマキさんは体型に関して気にしすぎな嫌いがあるんです。」
「いい、いい!私はもういらないから。」
「食事制限によるダイエットはリバウンドの危険性があります。どうしてもダイエットするなら食事制限より運動です。なんなら良いジムがあるんで紹介しますよ。」
「う、うん…前向きに検討しておくよ。」
SS1.おわり
SS2.マキ「スイパラ行こうよ!」
「ゆかりちゃん。スイパラ(スイーツパラダイス)行こうよ。」
「良いですよ。行きますか。」
「…二つ返事ですか。」
スイパラ店内
「それで?どうしてまたスイパラに?」
「いやー最近立て込んでた仕事が漸く一区切りついてね。頑張った自分にご褒美、みたいな。」
「だったらもっと高いスイーツ、そうですね…例えばピエールマルコリーニとかアンリ・シャルパンティエとかに行けば良かったんじゃないですか?」
「いや~お姉さんの稼ぎじゃちょっと無理かな~。」
「それにここならスイーツ以外にもパスタとかサラダとかもあるから。」
(ゆかりちゃん、スイーツそんなに好きじゃないし…)
「はぁ…まぁマキさんが良いならそれで良いですけど…」
(ご褒美にスイーツを選ぶところが女の子っぽいですよね。焼肉屋を選ぶ私とは偉い違いですよ。)
「さぁじゃんじゃん食べてよ!ここは私の奢り…といっても食べ放題だから料金変わらないんだけどね。」
「くすっ…えぇ、では遠慮なく頂きます。」
各々料理を取ってきてテーブルに戻る。
「まぁ…わかってはいたけどね。」
「ん?なんふぇふかまひふぁん?」
「あーあーパスタ食べながら喋るな!」
(ゆかりちゃんが選んだのはパスタにサラダにカレー…いや本当にスイパラにしといて良かった。)
「?」
「おいしいですかー?」
こくこく(首を縦に振り)
「それは良かったです…」
(妙に子供っぽいところがあるから不安になるんだよなぁ。)
「…ごくん。ふー、いや初めて来ましたけど結構美味しいですね。」
「気に入ってもらってナニヨリデスヨ。」
「何ですかさっきからバカにしたような言い方は。」
「バカにしてるんだよ。そんな口回りをソースでベタベタにしてるおこちゃまを。」
「!?」
「はぁ…はいナプキン。」
「…フキフキ。お見苦しい所をお見せしたこと深くお詫び申し上げます。」
「ねぇ。普段からそんなだと私心配になるんだけど…」
「いや、普段はこんなことないんですけどね。マキさんと食事をとるときに限って気が緩むんですよねぇなぜか。」
「…そうですか。」
「っていうかさっきからマキさん全然食べてないじゃないですか。貴女のご褒美だってついてきてるんですからね、こっちは。」
「あぁそうだったね。じゃあ私も頂きます。」
その後一通りのメニューを制覇した帰り道
「いやぁ堪能したなぁ!」
「…よくあんなに甘いものをたらふく食べて気持ち悪くならないですね。」
「よくパスタだのカレーだのの炭水化物をあんなにとって気持ち悪くならないですね。ってゆかりちゃんに聞いてるようなもんだよ。」
「……。」
「まぁいいです。ところで今回奢ってもらいましたけどこれって前の焼肉屋のお返しと捉えて良いんですかね?」
「あー…いや、これはノーカウントで。私の個人的なご褒美に付き合ってもらったってことで。またちゃんとお返しするから。」
「あー…別に催促したつもりはないんですけどね。結局焼肉の支払いもマキさんほとんど食べて無かったから実質私の分だけでしたし。」
「ゆかりちゃんホント食べ過ぎだからね?いつか身体壊すよ?」
「はいはい。」
「真面目に聞きなさい。」
「う゛っ…あ、あーそうですねー今度のお返しにはどっか旅行とかにいきたいなー。」
「旅行?うん。別に良いけど…」
「温泉とか行って日頃の疲れを癒やしたいですね。」
「あぁ~良いねぇ~じゃあ今度の週末にでも行こうよ。私良いとこ調べておくから。」
「楽しみにしてますね♪」
SS2.おわり