知ってはいけない事、という話
機能を試してみたかった
せっかくだからホラーテイストにしたかった
よくわからないものができた、今は反省している
せっかくだからホラーテイストにしたかった
よくわからないものができた、今は反省している
昔であれば百物語、今ならば学校の七不思議……
怪談というものには、『全ての話を知ってはいけない』というタブーがついてまわります。
怪談というものには、『全ての話を知ってはいけない』というタブーがついてまわります。
全ての話を知るということは、『真実に至り全知になる』ということ。
しかし、『全知』は本来神のみに許された特権です。
もしも人間が『全知』となってしまったら――
しかし、『全知』は本来神のみに許された特権です。
もしも人間が『全知』となってしまったら――
……どうなるんですか?
神が、神の領分を侵そうとする人間を見逃すとお思いですか?
……
神隠し、という言葉があるでしょう。
あれは誇張や比喩ではなく、字面通りの意味なんですよ。
あれは誇張や比喩ではなく、字面通りの意味なんですよ。
最も、『神隠し』で済んだだけの人間は幸せです。
少なくとも、この世界に生きていたという痕までは消されていないのですからね。
少なくとも、この世界に生きていたという痕までは消されていないのですからね。
それを幸せと言ってしまえるなら……不幸な人間は、どうなるんですか?
それは私にもわかりません。
仮にあらゆる世界のあらゆる時間軸から抹消されたものがあったとして、それを探す事は不可能ですから。
仮にあらゆる世界のあらゆる時間軸から抹消されたものがあったとして、それを探す事は不可能ですから。
……私は、どうなるんですか?
わかりません。
貴方は『全知の神』ではないのですか?
だから『知ってはいけない七不思議をすべて知った』私を消そうとしているのではないのですか?
だから『知ってはいけない七不思議をすべて知った』私を消そうとしているのではないのですか?
勘違いされているようですが、神が貴方を消すのではありませんよ。
貴方の求めた『全知』が貴方を消すのです。
貴方の求めた『全知』が貴方を消すのです。
神の『全知』はあくまで特権であって、行使するもしないも神の自由です。
ですが、貴方はヒトの身でありながら一つの『全知』を成し遂げてしまいました。
故に貴方は『全知の存在』でなければならないのです。
ですが、貴方はヒトの身でありながら一つの『全知』を成し遂げてしまいました。
故に貴方は『全知の存在』でなければならないのです。
つまり、貴方は。
神が知ろうとしない、『あらゆる世界のあらゆる時間軸から抹消された世界』をも知る存在でなければならないのです。
神が知ろうとしない、『あらゆる世界のあらゆる時間軸から抹消された世界』をも知る存在でなければならないのです。
嫌よ! わ、私は、私は、そんなつもりじゃ……!
怪談というものには、全ての話を知ってはいけないというタブーがついて回ります。
その警告を無視して、全てを知ろうとしたのは、貴方自身ですよ。
その警告を無視して、全てを知ろうとしたのは、貴方自身ですよ。
さようなら。
……と。もう居なくなってしまいましたか。
最近多いんですよね……彼女みたいな人は。
まあ、存在すら残さない人がほとんどですから、人間たちは消える者が増えたということに気付いていないようですが。
まあ、存在すら残さない人がほとんどですから、人間たちは消える者が増えたということに気付いていないようですが。
そこの貴方も気を付けた方が良いですよ?