兼業作家さんとライターちゃんと同人作家ちゃん 第六話 サービスエリア
★作:朱鴉更紗 画:萩茶漬
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★内容は美少女ラノベ作家達が出版業界の裏側をゆるふわに紹介していくものです。
作者の経験も含まれてはいますが、ラノベ業界にはさほど通じてないので、一応、フィクションです。
第七話 http://inove.jp/ivsid663
第六話 http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=662
第五話 http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=661
第四話 http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=660
幕間 http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=659
第三話 http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=658
第二話 http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=642
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【前回までのあらすじ】
旅に出た作家一同、車の中に新キャラ、オタ作たんがいた。
祝ランキング初一位。
旅に出た作家一同、車の中に新キャラ、オタ作たんがいた。
祝ランキング初一位。
「前回はオッパイについて罵り合っていただけの回なのに……ボソ」
「やっぱり人気の秘密はオッパイですわ!」
「絶対、違うと思う!」
「オタ作たんはちゃんとお金持ってきたの?」
「突然だったんで……宿代とったら、五千円しか残らない」
「あ、そう。宿代があるならよかった」
「だから、ガソリン代、払えない……ごめん」
「いや、いい。見たところ、だいぶ年下みたいだし」
「(……話しにくいけど、意外にいい子だな)」
「十六歳。……小学生の頃からずっとインドア死ぬほど満喫中。ボソッ」
「あ、あぁ? ……うん」
「……劣化綾⚪︎とか、男子にからかわれて……ボソッ」
「それはひどい!」
「あなた……とは……なんだか話しやすい」
「えぇ?」
「伝説のすたたたたたたたァ――――ッ丼」
「お前たちに昼食の選択権はないッ!」
「サー! イエッサーですわ!」
「ここのサービスエリアの名物といえば『伝説のすたたたたたたたァ――――ッ丼』だッ!」
「そのお店、全国チェーンですの!」
「歯ァ食いしばれぇい!!」
「ふぎゃんですの!」
「復唱はどうした!?」
「ひっ!? サー! イエッサーですわ!」
「ここではプチブルのキミのクソ汚いブラックカードは使えない。これがどういうことだかわかるか乳セレブッ!」
「ライちゃんのおごりですの!」
「そうだ。あたし様だって社会人、通帳に二百五十円しかないけど、一応、働いている」
「たらふく食べるですの!」
「では、お兄さん、このお花畑エロ巨乳には超銀河ギガント★ダークテラフォーマ―盛り、お新香メガ増量で。あたしには生姜焼き丼をミニで」
「タイム! ですわ!」
「柳沢きみお大先生の往年のギャグ漫画『月とスッポン』の主人公、“ドジ新”の持ちネタで対抗とは、なかなやるな!」
「ポチりたい……」
「そんなことより!! 料理名が露骨にやば過ぎですわッ!」
「そうかな?」
「あきらかに火星で進化した黒いデカイのとか入ってそうですの!」
「歯ァ食いしばれぇい!!」
「ふぎゃんですの!」
「完食してマーズランキングに入りたくないのかッ!?」
「……何しているんですか?」
「おお、兼作さん。同作ちゃんに昼飯をおごっているところだよ」
「それでなんで往年のギャグ漫画の話が……」
「あれ? オタ作たんはどこ行ったの?」
「え? さっきまで一緒だったんだけど……あ、来た来た」
「……ただいま」
「ん? なにその、腕に抱えた大量の箱は?」
「お昼ごはん……ボクの」
「“文字バケルゾ”って書いてありますわ」
「文字バケルゾ……集めてるから……見つけると箱買い」
「ちょっとちょっと! 箱買いって何箱、買ったのよ!? これ!」
「そっちの手にも何か持っているな? うぉ!? ライフル!?」
「AK……銀玉のライフル。オサマビン・ラディンが撃っていたのと同じ型」
「ちょっと待って。これだけ大量の文字バケルゾにそんなデカイ鉄砲って……あなた」
「お金、宿代ももうない」
「……へ?」
「……ん?」
「ほえ…………? ですの」
「……『奢』『ッ』『テ』」
「文字バケルゾでお願いされたァァ――――――!?」
「『貸』『シ』『テ』でなく『奢』『ッ』『テ』とくるところに、無限の可能性を感じるな……」
※ライトノベル作家一口メモ。
浪費したのにドヤ顔。
「この作品はフィクションであり、サービスエリアでのボクの行動は、作者の家から8キロ先に住んでいる人をモデルにしているわけでは決してないのです。ボソッ」
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「全章、ろくなことが起こらない名作ですわ」
「なにそのひどい紹介ッ!」
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