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結月ゆかりの華麗なる日常 第2話・ゆかりんと借金1億円

結月ゆかりは18歳の大学生で自称・超一流の暗殺者。
大学生になって初めての暗殺依頼をこなしてきたが……。

タグ:結月ゆかり 弦巻マキ 東北ずん子 4行

東北ずん子
前回までのあらすじ!

ターゲットの大学教授を無事に暗殺したゆかりさん。
でも、暗殺とテストの日程が被っていたせいで、
テストを受けられず単位を落としてしまったようですね。
結月ゆかり
まあ、単位の1つや2つ、どうってことないですよ。
他の授業を真面目に受ければいいだけですからね。
弦巻マキ
(ゆかりん、それ1年生の必修課目なんだけど……)
ト書き
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ト書き
[6]負債者・結月ゆかり
東北ずん子
『……もしもし、東北ずん子です。

 あっ、ゆかりさんですか?
 今月は仕事の予定ないですけど、どうかしましたか?』
結月ゆかり
あぁ、ずん子さん……。

いや、その、前回の仕事の報酬なんですけど、
銀行に振り込まれてる金額が少なすぎて、
今月の家賃どころか、食費すら捻出できないんですが……。
東北ずん子
『ははは、何を言ってるんですか?

 ゆかりさんは組織に育てられたんですよ?
 社会人が奨学金を返済するみたいに、
 ゆかりさんは自分の養育費をこれから返済するんです。

 ちなみにゆかりさんを超一流の暗殺者に育てるまで、
 すでに1億円くらいお金がかかってますから、そのつもりで』
結月ゆかり
(私、組織に1億円の借金背負わされてたんですね……)
ト書き
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ト書き
[7]食いしん坊のマキさん、マジ天使
東北ずん子
『そういうわけですから、1億円稼ぐまでは給料天引きですよ?
 私はこれから幹部集会があるので失礼しますね……』

 ガチャン、ツーツー……
結月ゆかり
あっ、電話切れた……。

(というか、このままだと借金返済する前に餓死しそうなんですが……)
弦巻マキ
ガチャッ

おじゃましまーす!  ゆかりん、遊びにきたよー。
コンビニでお菓子の新作でてたから、いっぱい買ってきちゃって――
結月ゆかり
「お菓子!?

 ふふふ……マキさん、愛してます。
 今すぐに結婚して、私のことを一生養ってください」
ト書き
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ト書き
[8]素朴な疑問
弦巻マキ
「お菓子を持ってきたくらいで、ゆかりんは大袈裟だなあ。
 そんなにお腹が減ってるなら、全部たべちゃっていいよ?」
結月ゆかり
はぐはぐっ! もぐもぐっ!

ありがとうございます、マキさん。
困ったことがあったら、すぐ私に相談してくださいね。
超一流の暗殺者であるゆかりさんが、誰でも暗殺してあげますから。
弦巻マキ
いや、暗殺はいいから真面目にアルバイトとかしてよ。
せめて、実家から生活費を送ってもらうとかさ……。
結月ゆかり
(暗殺者ってアルバイトしてOKなんでしたっけ?
 あとでずん子さんに聞いてみましょうか……)
ト書き
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ト書き
[9]ゆかりさんと永久就職
弦巻マキ
というか、ゆかりんはまず授業に出ようよ!
このままだと留年しちやまうよ? それでもいいの?
結月ゆかり
で、でも……。

自己紹介であれだけスベっちゃって、
今更クラスになんて顔を出しづらいですよ……。

みんな、私のことを変な暗殺者だと思ってるでしょうし……。
弦巻マキ
私が一緒に行ってあげるから勇気だして!
ほら、怖くなったら手も握ってあげるから。

……ね? だから、私と一緒に授業に出よう?
結月ゆかり
(ほんと、マキさんと結婚できませんかね、これ……)
ト書き
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ト書き
[10]完全なフラグ
弦巻マキ
明日の授業は必ず出てね、ゆかりん。
それじゃあ、私はバイトに行ってくるね。

ガチャッ、タッタッタッ……
結月ゆかり
ううっ……マキさんの優しさが身に染みる。
私、明日から絶対に頑張りますから!

……おや? 携帯電話に着信ですね。
東北ずん子
『もしもし、ゆかりさんですか?

 仕事が入りましたよ。
 明日から一週間、海外に飛んでもらいますね』
結月ゆかり
「…………。

 そんなことだろうとは思ってましたよ!!」
ト書き
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東北ずん子
次回予告です!

海外で仕事をすることになったゆかりさん。
果たして厳戒な警備をかいくぐって、
マフィアのドンを暗殺できるのでしょうか?
結月ゆかり
初めての海外旅行がこんな形になるとは思いませんでした。

あの……お土産を買う暇くらいありますよね?
弦巻マキ
(お土産はマカダミアナッツがいいなぁ……)