楽しみにしていたアニメが総集編だったときのガッカリ感は異常
「総集編」。普段からあまりアニメやドラマを見ない人には、聞き慣れない言葉かもしれません。また、最近はインターネットを用いた一挙放送が流行していますから、「いままでのお話を振り返る」意味での総集編は少なくなってきましたね。ここ最近で言うと、「ガールズ&パンツァー」が1クール12話に2回総集編を挟んで、話題になりました。その甲斐あって、11話と12話はめちゃくちゃ面白かったのですが――あの内容、本当に1クールで作り切ることができる予定だったのでしょうか?
人類が、作りすぎたずんだを冷凍庫で保管できるようになって、既に半世紀が過ぎていた。日本の北部の広大な東北地方はずんだの第一の故郷となり、人々はそこでずんだを産み、育て、そして食していった。
ずんだ世紀0079、東北へのアクセスも抜群な大都市3は「大都会」を名乗り、「ふるさと女学院」に征服戦争を挑んできた。この三ヶ月あまりの戦いで「大都会」と「ふるさと女学院」は総人口の半分の登場人物のキャラを崩壊に至らしめた。人々は、みずからの行為に恐怖した。
(――1年前、三陸海岸。「ずんだアロー」入手の瞬間――)
ガラガラぴしゃーん! ずん子に雷が!
搬送されるずん子!
餅に向かって射るずん子! ばしゅーん。べちゃっ。
(――回想おわり――)
人の革新たる新しい能力者の出現を待つのは、日常に疲れた人々の願望であった。しかし、時代の期待とは裏腹に、「ふるさと女学院」の生徒が「大都会」の総帥・大江戸ちゃんこの侵略をはらいのけたのも、ただ納得がいかないためであった。
その戦いの中、東北ずん子は、急速にずんだフェチとしての練度を高めていった。
(――機動戦士ズンダム総集編Ⅰ 愛・ずんだ――)
――彼女の名前は東北ずん子。ずんだ餅をはじめとするずんだ製品が大好きな、いたって普通の高校二年生です。
今日は有休を取りました。あたしのような新人イタコはGWにフル出勤させられる代わりに、週の半ばをお休みにあてるんですわ!ヽ(≧▽≦)ノ というわけで、そろそろ溜まってきた「ずんちゃん写真集」を同人誌にする作業をこなそうと思いまして(o'∀'人)
そう言ってゲスな笑みを浮かべるのは、ずん子の姉、東北イタコ姉さまです。弱冠19歳にしてイタコとして働いている彼女の趣味は、ずんだのことしか興味がないずん子の、アイドル方面でのプロデュースです。
東北三姉妹のうち、一番年齢が低いのが、この東北きりたんです。年不相応に生活リズムが乱れまくり・「明日になったら本気出す」を乱用しまくりの彼女ですが、「ずん子への愛」だけは、他に引けを取りません。
――去年の夏コミではタコねえさまの新刊を買うために無駄な時間を費やしてしまいましたからね。冷静に考えて、身内なんだからこうして直接もらえばよかったんです。というかそもそも、わたしもずんねえさまの生活情報の提供などでその同人誌の完成に貢献しているのですから、献本してくれても――。
このように、語尾がネコっぽくなっている時は、イタコ姉さまの「イタコモード」が発動中です。変な人間と交霊することがほとんどですが、一応、本気を出せばすごいんですよ。そう、イタコ姉さまの中にいる白神山地の妖狐ならね。
ちなみに、きりたんも不思議な力を持っています。背中に背負った「きりたん砲」から、ガン○ンクのように、味噌を発射できるのです。そして、それは、地面に向かって発射すると――。
――彼女自身の小さなカラダを、ロケットのようにして空へと飛翔させることができるのです。まだ小学五年生ですから、身体が軽いんですね。
(――「ふるさと女学院」・校舎内――)
「ふるさと女学院」は、その名のとおり、全国のご当地キャラが通学する小中高一貫校です。みんなそれぞれに不思議な力の持ち主ですが、本日は、ずん子の同級生である三人をご紹介しましょう。
お昼のパンを求める購買部の人垣になかなか割り入れず立ち尽くしているずん子。そんな彼女を発見した白ロリピンク髪の少女は、「四国めたん」――自称・『漆黒の』めたんちゃんです。なお、お察しのとおり、彼女の英語の成績はあまりよろしくありません。
めたんに連れたって、アンドロイドの「九州そら」、巫女さんの「中国うさぎ」もやってきました。遅刻したせいで女子力(1~99)の評価を下げたそらさんとは対照的に、能力の濫用を監視する目的でこの学校に通っているうさぎからは、ずん子の姿勢が好印象だったようです。
めたんはドリル、そらさんは頭の輪っか、うさぎはぬいぐるみをそれぞれ掲げて、ずん子に迫ります。なお、そらは宇宙開拓用の量産型多機能アンドロイドなので、他にもたくさんの個体がいて、他にもたくさんの力を持っているのですが――、長くなるので、ここでは省略しましょう。
身体のラインこそ大人びていますが、生み出されてからまだ1年と経っていないそらさんは、なんでも楽しんで、記録しようとするメンタルを持っています。本来なら中学二年生相当の年齢のうさぎは飛び級なので、この四人組のうち、まっとうに精神年齢が高校二年生なのは、ずん子とめたんだけです。
というわけで、とある事件のせいで恩を感じているうさぎも、ずん子のことになるとそれなりに必死になります。そうこうしているうちに、焦った彼女は手に持っていた「拘束具」のぬいぐるみ、うさぎの「いなば」を取り落として――
――暴走したその瞳の中に入ったずん子の制服を、綺麗に砂化してしまったのでした。
そんな感じで、波瀾万丈ながらも平穏な生活を送っていたずん子たちでしたが――。
――なんと、ずん子の能力を狙う刺客がやってきたのです!
(――機動戦士ズンダム総集編Ⅱ めぐりあい屋上〔そら〕――)
――デデーン!!(ここからはダイジェストでお送りいたします)
――しかし、マイペースなずん子にあっという間に腑抜けにされるつるぎとしのび!
――いつまで経っても帰ってこない二人を見かねて、ついに「大都会・総帥」、大江戸ちゃんこが動き出す!!
そう! ちゃんこの「力士ロボ」には一切の攻撃が通用せず、その腕からバラまかれる「清めの塩」は、それを浴びた人間の行動を操る能力を持っていたのです!
――どうするずん子!? どうなる仲間たち!?
ずん子のふとももアローが炸裂! ちゃんこの野望は潰えた!
――ずんだ世紀0080。この戦いののち、「ふるさと女学院」と「大都会」三人組の間に、転校協定が結ばれた――。
――おわり―― (※今回もまとめのコメント欄にて感想をお待ちしています! また、まとめのコメント欄にずん子のイラストを投稿してくださる方も募集中です!)
次回はこちら http://inove.jp/ivsid1438





































