10/27は東北ずん子の誕生日です!(※なお本編との関係は)――東北ずん子小説魔法少女編:第31話
始めた頃はこんな長期連載になるとは思っていませんでしたが、なんと連載開始から三度目のお誕生日なんです、ずん子。登場人物もかなり増え、togetterでの更新終盤では20個くらいのツイッターアカウントを管理していたこととか、最初は全部一行ごとにコピペして投稿していたこととか、アイノベへの移行とか、そしてなにより書籍出版とか、連載中には色々なことがありましたが、地味にtwitpic終了のお知らせ事件が現在進行形で発生しております。すいません、すぐ対応します。
ちなみにこの回は109話目。ずんだ語的には1(ず)0(ん)9(だ)回ということで、とても縁起がいい数字となっております!
ちなみにこの回は109話目。ずんだ語的には1(ず)0(ん)9(だ)回ということで、とても縁起がいい数字となっております!
【前回のあらすじ】
・めたんを筆頭に、ずん子たち400年前の「ふる女」の土地を見学
・弓子とずん子、子どもの話で意気投合
・弓子、ずんだ餅に負ける
・NHK、なぜか400年後の話を知ってる
・めたんを筆頭に、ずん子たち400年前の「ふる女」の土地を見学
・弓子とずん子、子どもの話で意気投合
・弓子、ずんだ餅に負ける
・NHK、なぜか400年後の話を知ってる
(――400年前・山の麓――)
……えーっと、400年前のNHKさん?(´・ω・`)
なんで400年前のNHKさんが、400年後の私が作った創作ずんだ料理を知ってるんですか?
400年後のNHKさんじゃあるまいし……。
なんで400年前のNHKさんが、400年後の私が作った創作ずんだ料理を知ってるんですか?
400年後のNHKさんじゃあるまいし……。
う、ううん…………。
(ずん子ほとんど答え言っちゃってるのだー……。逆に答えにくいのだ……)
うっかり失言をしたNHKに対して、心底不思議そうにずん子が詰め寄っています。
ずん子本人は全く気付いていないようですが、その答えは明白でした。
ずん子本人は全く気付いていないようですが、その答えは明白でした。
――あー……、疲れました……。
普段引きこもっている身としては、子どもたちとの鬼ごっことか無理ですね。
普段引きこもっている身としては、子どもたちとの鬼ごっことか無理ですね。
まったくですわ……。
社会人の体力のなさを舐めないでほしいですわ!O(*`ω´*)o
……ちゅっ? ずんちゃん、どうしたんですの?
社会人の体力のなさを舐めないでほしいですわ!O(*`ω´*)o
……ちゅっ? ずんちゃん、どうしたんですの?
(……………………まだ若いのに疲れやすすぎる……)
イタコ姉さま!(`・ω・´)
ちゅっ!?∑(゚ω゚ノ)ノ
な、なんですの?
な、なんですの?
妖狐って、時空を超えた記憶の共有とかできるんですか?
こっちの時代のNHKさんが、なぜか400年後の事情に詳しかったんですよ……。
400年後のご本人じゃあるまいし……(´・_・`)
こっちの時代のNHKさんが、なぜか400年後の事情に詳しかったんですよ……。
400年後のご本人じゃあるまいし……(´・_・`)
……ずん子ちゃん、ほとんど答えになってるんだけよ、それ。
そういえばNHKさん、私に対してもなぜか「学校」とか「中二病」の意味を得意げに教えてくださいましたねえ。
そういえばNHKさん、私に対してもなぜか「学校」とか「中二病」の意味を得意げに教えてくださいましたねえ。
ちゅ、ちゅっ……!?(゚ω゚; )
そ、それは……。
あ! あたしが教えたんですわ! うん!
そ、それは……。
あ! あたしが教えたんですわ! うん!
――タコねえさま? NHKさん?(ジャキン
へ、変身しての脅迫は卑怯ですわ!?( ゚∀゚; )
きりたんに四門の「きりたん砲」を向けられて観念したのか、イタコとNHKは同時にうなだれました。
どうやら、ずん子が無自覚に言っていたように――。
どうやら、ずん子が無自覚に言っていたように――。
はいィ……。こないだから中身が入れ替わってましたァ……。
今こっちにいるのはァ、400年後の方のNHKですゥ……。
今こっちにいるのはァ、400年後の方のNHKですゥ……。
えっ、ええっ!? そうだったの!?∑(´゚Д゚`)
――……はあ。
道理で、400年後のNHKさんが頑なにタコねえさまの中から出てこないわけですよ。
それに、以前は起きていたタイムパラドックス防止作用も起きませんでしたしね……。
道理で、400年後のNHKさんが頑なにタコねえさまの中から出てこないわけですよ。
それに、以前は起きていたタイムパラドックス防止作用も起きませんでしたしね……。
だってよォ……。
400年後からこっちに色々とメッセージを送ろうとしてたのによォ……。
全然返事がないんだもんよォ……。
既読無視はキツいぜェ……。
400年後からこっちに色々とメッセージを送ろうとしてたのによォ……。
全然返事がないんだもんよォ……。
既読無視はキツいぜェ……。
き、既読無視って完全に400年後のワードなのだ……。
ちなみに、どんなメッセージを送ったのだー?
ちなみに、どんなメッセージを送ったのだー?
餅碑のSk○pe機能を利用して、こっちの世界に呼びかけてみたりしだんだけどなァ。
……………………ああ。それなら「あぶない・ずんだ・ビデオ」にかき消されていた。
確かにノイズのようなものがあったけど、まさかあなたからのSk○peだったとは……。
確かにノイズのようなものがあったけど、まさかあなたからのSk○peだったとは……。
――というか!
わざわざメッセージを送るってことは罪の意識があるってことですよね!?
ならこんなコソコソしたことしないで、面と向かってたんちゃんに謝ればよかったじゃないですか!!
わざわざメッセージを送るってことは罪の意識があるってことですよね!?
ならこんなコソコソしたことしないで、面と向かってたんちゃんに謝ればよかったじゃないですか!!
こ、こういうのは時間がかかるんですわ!(´;ω;`)
特にこの人、ヘタレですから! ヘタレですから!
ほら! お告げにもそう書いてありますし!
特にこの人、ヘタレですから! ヘタレですから!
ほら! お告げにもそう書いてありますし!
――さらに! タコねえさまもグルだったってことですよね!?(ジャキン
ま、まずい!( ゚Д゚; )
ただでさえ恋のドロドロは子どもたちの教育に良くないのに、それ加えて姉妹喧嘩までやっちゃだめだよ二人とも!?
ただでさえ恋のドロドロは子どもたちの教育に良くないのに、それ加えて姉妹喧嘩までやっちゃだめだよ二人とも!?
はいはい。たんちゃんさん連れてきました。
う、うわあ!? 事態が悪化するのだー!?
(……………………さ、さすが。
この弓子とかいう人、子守を一手に担ってるだけあって、火中の栗を拾う度胸がありすぎる……)
この弓子とかいう人、子守を一手に担ってるだけあって、火中の栗を拾う度胸がありすぎる……)
――たんちゃん!
ちょっと聞いてくださいよ! タコねえさまとNHKがグルで……。
ちょっと聞いてくださいよ! タコねえさまとNHKがグルで……。
ぎゃあ!
オイ! 悪かったから! 後生だから、どうか本人には!
オイ! 悪かったから! 後生だから、どうか本人には!
…………。
――……たんちゃん?
はぁ……。
本当、ヘタレで仕方ない人ですね……。
本当、ヘタレで仕方ない人ですね……。
……!?∑(゚Д゚; )
――た、たんちゃん!?
も、もしかして……。
も、もしかして……。
ええ。気付いてましたよ。気付かないと思ってるんですか。
わ、私は気付かなかったのに……(゚ω゚; )
まあ、ずん子は抜けてるからしかたないのだ……。
それより、弓子ももしかして気付いてたのだ?
それより、弓子ももしかして気付いてたのだ?
いえ、精霊様。私はそちらの事情には詳しくないんですけど。
ただ、私たちとお話ししてたときのたんちゃんさんの反応を見ていて、「この人は気付いていたんじゃないかな」って、なんとなく思っただけです、今。
ただ、私たちとお話ししてたときのたんちゃんさんの反応を見ていて、「この人は気付いていたんじゃないかな」って、なんとなく思っただけです、今。
えっ……?
じゃ、じゃあ俺はァ……、えっと、どうすりゃいいんだ……?
じゃ、じゃあ俺はァ……、えっと、どうすりゃいいんだ……?
無理もありませんが、NHKは混乱してしまいました。
たんちゃんは軽いため息をつきながら、そんな彼女を見つめて、じっとしています。
それは、狐と人間大のきりたんぽが向かい合うというとてもシュールな光景でしたが、やがて、NHKが意を決したように口を開きます。
たんちゃんは軽いため息をつきながら、そんな彼女を見つめて、じっとしています。
それは、狐と人間大のきりたんぽが向かい合うというとてもシュールな光景でしたが、やがて、NHKが意を決したように口を開きます。
た、たん!
(……………………た、たん。呼び捨てだと、きりたんぽというよりは牛タン……)
な、なんていうかあの時はごm……もがっ!?
しかし、開きかけたキツネの長い口は、きりたんぽの丸い穴によってがっちりと塞がれ――、
――「アレ」は400年後のことです。
だから、そんな事件はなかった。
それでいいじゃないですか。
だから、そんな事件はなかった。
それでいいじゃないですか。
――代わりに、NHKを許すたんちゃんの声が、優しく響いたのでした。
た……。
たん~!!
(う、うーんですわ……( ゚∀゚; ))
(感動の場面のはずなんだけど、絵面が……(´;ω;`))
――か、かっこいい……。
えっ!?∑(゚Д゚; )
いや、まあ、かっこい……いのかな……?
いや、まあ、かっこい……いのかな……?
……そういえば、二人がケンカした理由ってなんだったのだー?
…………い、いやー。それがだなァ。
二人で牛タン屋に飲みに行ったとき、牛タンを焼きながら
「美味しく焼けろよォ、タンたん~♪」
って独り言言ってたら、同じ「たん」に嫉妬したのか、こいつ拗ねちゃっt
二人で牛タン屋に飲みに行ったとき、牛タンを焼きながら
「美味しく焼けろよォ、タンたん~♪」
って独り言言ってたら、同じ「たん」に嫉妬したのか、こいつ拗ねちゃっt
――……!?
ちょ、ちょっと待ってください。そんなことはいいじゃありませんか!
……あ! そ、そういえば、わたしも隠し事をしていたんでした!
……あ! そ、そういえば、わたしも隠し事をしていたんでした!
仲直りして口もなめらかになったNHKの言葉を慌てて遮って、たんちゃんがもういちどきりたん(3歳)の姿に戻ります。
そして、彼女は着物の懐から、「あるもの」を取り出したのでした。
そして、彼女は着物の懐から、「あるもの」を取り出したのでした。
こ、これは……!?∑(゚ω゚ノ)ノ
エメラルドずんだ餅なのだー!?
はい。こちらの時代の「餅碑」に元々ハマっていたものを、今までずっと隠していました。
わたしが作ったわけではありませんよ?
わたしが作ったわけではありませんよ?
えっ?
それじゃあ、「エメラルドずんだ餅がなくて困ってる」っていうのは……?(゚ω゚; )
それじゃあ、「エメラルドずんだ餅がなくて困ってる」っていうのは……?(゚ω゚; )
……………………なるほど。そういうことか。
……恋は、たまに人の判断を狂わせるんですのね……(;∀;)
えっ? えっ?(´゚ェ゚`)
ど、どういうこと?
ど、どういうこと?
「全てに合点がいった」とでも言いたげな周りの雰囲気の中、眉間にしわを寄せて、ずん子だけが首を傾げていました。
尊敬していたたんちゃんの人間らしい一面を見て、きりたんも苦笑しています。
尊敬していたたんちゃんの人間らしい一面を見て、きりたんも苦笑しています。
――ふふ。
つまりですね、たんちゃんはわざと「エメラルドずんだ餅がない!」という事件を起こして、400年後からNHKさんを謝りに来させようと――。
つまりですね、たんちゃんはわざと「エメラルドずんだ餅がない!」という事件を起こして、400年後からNHKさんを謝りに来させようと――。
――と、彼女が説明を始めたときでした。
のだー!!
……えっ!?
突然、「ベイビーずんだもん」の大群が現れて、たんちゃんの手のひらの上の「エメラルドずんだ餅」をかっさらってしまったのです!
……………………ッ!? 変身!
な、なんですのこれは!?∑(゚Д゚ノ)ノ
すさまじい妖力ですわ!?
すさまじい妖力ですわ!?
――精霊様……?
「ベイビーずんだもん」の大群が、一口ずつ、「エメラルドずんだ餅」をほおばっていきます。
すると、彼らはまるでイワシの大群のように回転して空中を泳ぎながら――イタコとうさぎが警戒するほどの強烈な妖力を、放ち始めたのです。
すると、彼らはまるでイワシの大群のように回転して空中を泳ぎながら――イタコとうさぎが警戒するほどの強烈な妖力を、放ち始めたのです。
ちょっと! どういうことなのこれ!
わ……!ヽ(`Д´)ノ
わ……!ヽ(`Д´)ノ
わ?
私が食べようと思ったのにー!?。* ゚ + 。・゚・。* ゚ + 。・゚・。* ゚ + 。・゚・(ノД`)
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