昔の寂れた村人ってどう友達作ってたんだろ?それでも私より多そう――東北ずん子小説魔法少女編:第33話
「友達」って単語、「達」の部分に複数形的なニュアンスがあるので、二人以上いるのが当たり前という感じなんですよね……。
――と思って語源を調べたら、「達」には尊敬を表す意味もあるようで、一人しかいない場合でも当時から「友達」と呼べたそうです!ゼロ?うーん……。
――と思って語源を調べたら、「達」には尊敬を表す意味もあるようで、一人しかいない場合でも当時から「友達」と呼べたそうです!ゼロ?うーん……。
【前回のあらすじ】
・ベイビーずんだもん、合体して女将軍ずんだもんに進化
・弓子、やっぱり「ずんだアロー」の使い手の資格があった
・弓子、「ずんだアロー」を射てみることに
・射れなかった
・ベイビーずんだもん、合体して女将軍ずんだもんに進化
・弓子、やっぱり「ずんだアロー」の使い手の資格があった
・弓子、「ずんだアロー」を射てみることに
・射れなかった
(――400年前・山の麓――)
ぽてん、と、矢が弓子の足下に落ちます。
気まずい沈黙が流れるなか、真っ先に動いて矢を拾い上げたのは、弓子本人でした。
気まずい沈黙が流れるなか、真っ先に動いて矢を拾い上げたのは、弓子本人でした。
(――めっちゃ気にしてますね……)
……なぜだぞよ!?ヽ(`Д´)ノ
弓子の素質はこの私があどけないベイビーのふりをしt……ずっと見守りつつ確実に見定めてきたというのに……!?
弓子の素質はこの私があどけないベイビーのふりをしt……ずっと見守りつつ確実に見定めてきたというのに……!?
ぎゃー! すまないぞよ! すまないぞよ!
みなさんの胸のお餅を堪能させていただきましたぞよ!
みなさんの胸のお餅を堪能させていただきましたぞよ!
『……女将軍の風上にも置けないずんだもんですね~(泣)
つるぎさまがいたら斬られていてもおかしくないですよぉ……』
つるぎさまがいたら斬られていてもおかしくないですよぉ……』
ぐえー!
はい……。ずんだもん調子に乗りましたなのだ……。
はい……。ずんだもん調子に乗りましたなのだ……。
……………………り、理不尽……。
普段きりたんぽの人も同じことやってるのに……。
普段きりたんぽの人も同じことやってるのに……。
――ずんねえさまのことで調子に乗っていいのはわたしと、百万歩譲ってタコねえさまくらいですからね!
……お願いします。
はい……。ずんだもんずんだアロー形態に変身しますのだ……。
――と、その瞬間でした。
カー!(ヒューン
きゃっ!?(´;ω;`)
な……なに!?
な……なに!?
これで一気に二つもペーストが台無しに……(´;ω;`)
でも、心配ありませんわ(≧∀≦)ノ
ずんちゃんはいつも大量にずんだペーストを持ち歩いていますから、替えはいくらでも……。
でも、心配ありませんわ(≧∀≦)ノ
ずんちゃんはいつも大量にずんだペーストを持ち歩いていますから、替えはいくらでも……。
……ふ、二つも…………_(:3」∠)_
――で、であえであえー!!
皆の衆、あの不届き者のカラスから矢を取り戻しましょう!!
皆の衆、あの不届き者のカラスから矢を取り戻しましょう!!
どうにもこうにも、ずん子の身の回りというのはトラブルが絶えないもののようです。
真っ白に燃え尽きかけているずん子の手にずんだペーストを取り戻そうと、一同がやにわに騒がしくなりました。
真っ白に燃え尽きかけているずん子の手にずんだペーストを取り戻そうと、一同がやにわに騒がしくなりました。
カー!(ヒョイッ
!?
か、かわしたのだー!? なんなのだあのカラス!?
か、かわしたのだー!? なんなのだあのカラス!?
……………………あのカラスから、かすかな妖力を感じる。
それも、よく知った……。
それも、よく知った……。
『ほっほっほ。あれ、わしの使い魔じゃよにゃ』
『なっ……!!(驚)』
――ぐえー!? 暗黒大将軍!
……………………は?
もう少しって、あなたのもう少しは何十年単位の可能性が……。
もう少しって、あなたのもう少しは何十年単位の可能性が……。
『じゃ、お身体をイタコちゃんに返すぞ。
おやすみじゃよ~にゃ』
おやすみじゃよ~にゃ』
……はっ!?∑(´゚Д゚`)
『ご主ずんさまが弱ってるからぁ、イタコさまに憑依できたんでしょうか~?(汗)
とにかくぅ、この距離じゃダメですね~。接近戦で勝負しないと……』
とにかくぅ、この距離じゃダメですね~。接近戦で勝負しないと……』
き、きりたんぽ鍋の香り……。
夜におなかが鳴って眠れなくなりそうなのだけれど……。
夜におなかが鳴って眠れなくなりそうなのだけれど……。
背に腹はかえられませんわ!!ヽ(`Д´)ノ
ずんちゃんのため、なんとしてもあの使い魔を引っ捕らえます!!
ずんちゃんのため、なんとしてもあの使い魔を引っ捕らえます!!
――乗ります!
では、魔法少女きりたん、行きまーす!(チュドオォォン
では、魔法少女きりたん、行きまーす!(チュドオォォン
骨まで揺さぶられる音がして、めたんたちを乗せたきりたんが自らを射出します。
自信があるだけあって、かなりの速度が出ているようでした。
――代償として、お味噌の香りが辺りを支配します。
自信があるだけあって、かなりの速度が出ているようでした。
――代償として、お味噌の香りが辺りを支配します。
おおう、あっという間に見えなくなっちまった……。
すげえなあ「きりたん砲」……おまけに腹まで空かせてくるなんてなァ……。
すげえなあ「きりたん砲」……おまけに腹まで空かせてくるなんてなァ……。
砲が四門ですから、出力も香ばしさも単純に倍ですよ。
わたしが力を貸せばもう2倍にまで届くんですが――まあ、今のあの子には、必要ないでしょう。
わたしが力を貸せばもう2倍にまで届くんですが――まあ、今のあの子には、必要ないでしょう。
……ふふっ。あはは。
少女「おねーちゃん?」
……拝啓、枝豆の女騎士様。
私、分かりました。
私、分かりました。
……お?
それ、私のことかぞよ?
それ、私のことかぞよ?
総出でカラスを追いかける「魔法少女」たちを微笑ましそうに見つめながら、弓子は何かに気付いたようでした。
そして、ずん子ちゃん。
私、決めました。
私、決めました。
(ずん子、完全に燃え尽きかけて話聞いてないのだー……)
……私、この場所に――学校を建てたいと思います。
へー、学校を……(・∀・)ノ
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